左右盲が頭の中で考えていること!
私は左右盲です。
こちらの記事でも書いているので
読んでみて下さいね。
左右盲の私が【右】を【右】と判別するまでの頭の中を説明してみようと思います。
私は無意識だと左を指しながら右って言ってしまうくらいこんがらがっています。
自分発信の会話の場合だとまだマシ!
自分発信の会話だと、自分が左右の話をすると意識しているので、『右はこっち』と頭の中で考えながら話しています。
その時の頭の中の映像では、両手を見ながら、『えーーと、右はこっち』と、『えーーと』の間に考えています。
私の場合、お箸と鉛筆は基本的には右なので持つ動作を思い浮かべてます。
思い浮かべている間が『えーーと』となるわけです。
すぐには判断できませんが、自分から話しているので、心構えが出来ていてちょっと心の余裕があります。
他人発信の場合は大混乱!
問題なのは他人発信で、左右の話が出た時です。
例えば会話の中で道の説明をされる時に、『あの道を右に曲がって次左ね。』と言われた場合。
最初の右という言葉が出た段階で『え、どっち?』となっているのでその続きの説明についていけません。
『え、どっち?』
↓
両手を頭の中で思い浮かべる
↓
『えーーと、こっちか!』
↓
『次は左だっけ?左はーー、えーーと』
↓
両手を頭の中で思い浮かべる
↓
『お箸、鉛筆、持たない方か!』
↓
『ああ、こっちか!』
となるので、時間がかかります。
その道順を確認する時は言葉ではなく指差しで、『あっち曲がって次こっちね』となります。
左右がわからないんじゃないんです!
左右盲は左右の認識がないわけじゃ
ないんです。
私の場合、こんな風に、判断に時間がかかるというわけです。
車の運転中などは大パニックになります!
私は今はもう、車の運転は諦めたんです。
そもそも運転するの苦手だし、咄嗟の時に怖いから。
運転苦手なので、基本的にいつも緊張していたんですけど、助手席に乗っている人に次、右折するから『右の車線に寄っといて』と言われたら、「うん、わかった」と言って左に寄せちゃうんです。
もちろん、助手席から「逆!」という声が聞こえてきます。
『えええ?うそ?間違えた?』となってパニックになります。
これが、危ない。
心臓がドキドキして冷や汗タラタラです。
『危ない!右によれ!』という咄嗟の
シーンだったら、なおさら迷いなく
左に寄ると思います。無意識って怖いですよね。
事故りそうで怖いです。
左右盲の人に左右を伝える場合は!
左右の判断に時間がかかるので安全に確実に伝えるには指差しとか、他の言葉で代用するってのがいいと思います!
『あなたの方』とか、『私の方』とか。
自分が左右盲だとわかっている人はどう言ってもらえたら、すんなり理解できるかを他の人に伝えておくといいですね!
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