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矯正

左利きの子供を右利きに矯正するべき?メリットとデメリットはある?

こんにちは。ニイナです。
「左利きの子供を右利きに矯正するかどうか」について、私の子供の時の体験を踏まえながら、書いてみようと思います。

左利きの子供さんがいらっしゃる方の参考になればと思います。

左利きの子供の矯正について

親である自分自身が、右利き・矯正されて右利き・矯正されても左利き・矯正無しの左利きだとか、どっちの手も使うクロスドミナンスだとかいろんなパターンがありますが、自分の子供が左利きだと分かった時に、『矯正するかしないか』ということを考えると思います。

それぞれいろんな考え方があるから、正直何が正解とかは無いと思うんです。

でも、矯正がその子にとって『強制』ではなく『適度』だといいなと思います。
右手を使えるようになるメリットより、矯正される時の気持ちの方を大切にして欲しいです。

左利きを右利きに矯正する理由は?

そもそもなんで矯正させたいのか。

令和になっても左利き=矯正というイメージが世の中にはまだありますよね。

・世の中右利き社会で、左利きだと不便だろうという先入観。

・最近はあまりないかもしれないけど世間体。

矯正する理由は様々で、良いも悪いも本人達次第なんですが、矯正することにはメリットとデメリットがあります。

私が思うメリットとデメリットになりますが、書き出してみます。

矯正するメリット

・左利きの道具は少ないから右で使えると便利。

最近は左利きの道具も増えてはきたけど、専門的な道具は右利き用しかないというシーンはたくさんあります。

左手で使うには構造的に無理があって右手で使うしかないという時もあります。

私も大人になってから練習することになりましたが、これがなかなか難しい。いつまで経っても安定しないです。

・左利きだと躾がなってないと思われることを回避できる。

躾うんぬんに関しては、最近ではあまり言われないと思いますけどね。

・毛筆でも書きやすい。

確かに左手で「筆で字を書く」のは書き順の関係上書きにくいです。筆の向きも重要ですもんね。

でも、毛筆は小学校の授業でしかしないなら、その時だけと割り切ってうまく書けなくても左手で書いててもいいと思います。

大人になって筆で字を書くなんてそうそうないですよね。結婚式などの正式な場でも筆ペンだったりするし、右利きでも筆で書くのは下手くそな人がたくさんいます。

まぁ、右手で書くなら、チャレンジ的な軽い気持ちでもいいような気がします。

矯正するデメリット

・クロスドミナンスになりやすい。

クロスドミナンスというのは道具や動作によって使う手(利き手)が変わることです。

矯正するといっても、お箸や字だけとかハサミだけとかで、全部の道具や動作を矯正しないからどうしてもクロスドミナンスになっちゃいますよね。

お箸は右手に矯正されたけど、スプーンは何も言われなかったから左手のままとか。
親の目が及ばない所や、大きくなってから出会う道具や動作は左を使うなど。

ニイナ
ニイナ
デメリットと言うほどのことでは無いですけどね。

・左右盲になりやすい。

右と左の概念の理解が難しい。なぜならどっちの手も使うから。

「ゆっくり考えたら分かるけど咄嗟の時に左右を間違えてしまう」のは、命に関わる時もあります。右によけろって言われたの左によけてしまうとか。

左右盲になってしまうと車の運転みたいに左右を間違えると危険な作業の時に困りますねぇ。

ニイナ
ニイナ
ちなみに、左右盲は矯正されてない左利きでもなる人はなります。右利きでも左右盲だという人もいますよ。

・矯正がトラウマになるかも。

厳しく矯正されるとイヤな思い出になってトラウマになることもありますよ。
本人の気持ちを大切にしてあげて下さい。

矯正するなら子供の心に沿ったやり方に!

矯正された子供だった私個人の感想ですが、左利きのままでいたかったなと思います。

そう思うのは矯正がイヤな記憶だからです。過去記事にも書いていますが、人格を否定されたように感じていて、傷ついていたんだと思います。

それに、利き手ではない方を嫌々使うことによるストレスは半端ないです。

完全な右利き・左利きではない人の方が多いと思うので、みんな自然に使いたい方を使っているのだと考えています。みんなちょっとはクロスドミナンスの部分があるのではないでしょうか。

どちらにしても自分で自然に利き手ではない方を使うことには、特にストレスは感じないと思います。
そういえばこの作業は逆の手だなぁと感じるくらいで。

矯正するなら、子供の心と向き合ってあげてくださいね。

「軽く促してみて無理なら無理でいい。」そんな感じがちょうどいいと思いますよ。
楽しい雰囲気でするとか、ゲームみたいにするとか、なるべくストレスなくやってみてはどうでしょうか。

ほっといても自然に自分の使いたい方を使うし、最近は左利きのままの人がたくさんいるので、無理に矯正せずとも暮らせる世の中になって来ています。

私の個人的な考えですが、このお話がお役に立てれば幸いです。